靴選びは、見た目重視ですか?歩きやすさ重視?
それによって、靴選びが違ってきます。
デイーサービスに、同年代の方で1番姿勢よくご自身で歩ける方がいます。
その方は、行きつけの靴屋で、足に合った靴を選んでもらい、高くても購入して大事に手入れしながら履いたそうです。
安い靴を、毎年新しい靴に買い替えるのも、見た目的にも、コスパ的にも良いこともありますが、
足の健康を考えると、自分の足にあった靴選びがこれから先長く歩行できることの条件の1つになるのかなと思っています。
靴の種類を見てましょう!
【靴の種類】
◆スニーカ
足に負担が少ないので、立ち仕事やウォーキングに一番のお勧め!
《履くときのポイントは》
・靴のカカトにしっかりとご自身のカカトを合わせる。
・靴紐をしっかりと結ぶ。土踏まずの部分がしっかりと動かないようになると靴内で足が上下に動かず、しっかりと足をカカトから着地して、つま先で蹴るという、美しい歩き方が出来る。
靴紐の穴通しは、上から下に通すことで、靴をしっかりと結ぶことが出来ます。
靴紐をしっかり結ばなかったり、大きめのサイズを履いていると、足爪がこすれたり、黒くなったり、爪先が丸くなったりして変形します。
◆ハイヒール
立ち仕事や長時間履く、ウォーキングには不向き。
高いヒールは体が前重心になりがち。バランスを取る為に腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす原因になります。
ヒールが高すぎると、ヒールが安定せず、ふくらはぎが常に緊張状態になり、足首から太ももにかけての筋肉が固くなります。
前重心によって、つま先に重心がかかると、足指が前に押されている状態になり、外反母趾になってしまう可能性もあります。
履くときは、常に腹筋を意識して背筋を上げるイメージで歩きましょう。中敷きを敷いて、極力足指にかかる負担を減らす。
ヒール高さ3cmくらいのまでの高さヒールであれば、前重心になりにくく、足指にかかる負担が少ない為、長時間歩く時はお勧めです。
◆ミュール、サンダル
立ち仕事や長時間履く、ウォーキングには不向き。
カカトが覆われてない為、足裏と靴底がバラバラに離れてしまいパタパタと音がして、足を引きづるように歩行してしまいやすい。
足首や膝に負担がかかってしまう。
履くときのコツは、足の指でミュールの底をしっかり引き寄せて、足裏と靴底を一体化させることです。
スリッパも、同じような歩きになります。
◆ブーツ
立ち仕事や長時間履く、ウォーキングには不向き。
柔軟性があり、足靴の動きをさまたげない物がお勧め。
足首まですっぽりと覆われている物は、足首の曲げ伸ばしが制限される。
厚底で足裏が固く曲がりにくい物は、ペタペタ歩きになり足首や膝に負担がかかります。
ロングブーツのは、履き口が狭いと、血流が悪くなり浮腫みやすくなります。
デイサービスのご利用者様を見渡しても、
大きめの介護シューズを履いている方多いです。
パカパカと踏ん張るようにして歩行しています。
そうすると、足の指に力が入り、カカトから着地しずらくなり、ペタペタ歩きになり、ちょっとした段差でもつまずきやすくなります。
足首や足底が動かないので、だんだんと固くなりペタペタ歩きが自分の歩き方となり、クセになっていきます。
逆に、狭い靴を履くと、指に、タコやうおのめができやすくなり、足爪も擦れて黒くなったりします。
「でも、1つ大きなサイズにすると、足指の幅楽なるけど、足全体がブカブカになる」という方もいらっしゃいます。
そういう方は、足幅が広めです。サイズとしてEEやEEEと表記された横幅広めの靴が良いです。(表示例:23.0EE)
靴に関しては、靴屋さんの店員に相談して詳しく説明してもらうことがお勧めです!
最近は、シューヒッター等、靴の資格を持った方が勤務していることが多いです。
介護靴であれば、福祉用具事業所へ相談する(ご自身のケアマネジャーへ相談したいと伝えれば連絡していただけます)
足元をしっかりとすることで、未来への自分が変わってきます。
いつまでも健康に歩ける自分づくりの為に、靴を考えるきっかけにしてほしと思い記事にしてみました。
実行あるのみ♪