「なぜ」「Why」
常にこの思考で仕事をすると伸びる。
介護リーダーが話していた。
「なぜ、このご利用者様は、ゼリー食なんだろう?」
「なぜ、このご利用者様は、トイレが2名介助なんだろう?」
「なぜ、このご利用者様は、介助する時に右側に立つ方が良いのだろう?」
このように、考えて、そうなる理由を納得すれば、
ご利用者様に必要な介助が早く把握できるようになる。
たとえば
「嚥下が悪いから、ゼリー食にしているんだ。あれ、最近、水分摂取する時、前よりも蒸せることが多くなっている。」と気づく。
「このご利用者は、固い物を食べると入れ歯が歯茎に当たって痛いからゼリーにしているんだ」を分かっていれば、硬いおやつが出た場合に、注意して見守ることができる。
ただ、ゼリー食と言われたから、ゼリーを出した。
それだと、気づけない。比較できないから。
相談員は、現場にいない。
現場をみている介護士からの情報を元に、ご家族様、ケアマネ、病院受診の打診をしていきます。
だから、この「なぜ」を持って介助していただくと、とても細かな情報も報告されるので、早めに受診や福祉用具の手配に着手できる。
相談員としても、報告を受けた時に
「いつから?」「どのように変わった?」など、
自分の中で、画像になるまで「なぜ」をあきらめず、適当にせずにしていきたい。
この「なぜ」志向を実現して、質の良い介護施設となれば良いなと心から思いました。
行動あるのみ♪