話しかけたら会話をしてくれる。
ご自身でご飯も食べて、移動や移乗は一部介助。
「待っててね」とお願いすれば、
待っていてくれる。
介護士にとっては、とってもありがたい方。
でも。。
いつも食道に最後まで残されている。
トイレの順番も最後。
文句も言わない。ただ、待っていてくれる。
そして介護士には「ありがとうね」と感謝を伝えてくれる。
でも、なんでも最後になってしまう。
文句を言わない良い人だから。
面会が来ると号泣する。
この話を聞いた時、
胸が痛く、しまった!!!と感じた。
もっと、接しなければいけない。
記憶が浮かばない。
忙しさに追われて、この方を接していることが
あまりにも少なすぎて、特別な会話をほぼしていない。
業務的な事「ごはんです」「トイレ行きますか」
おとなしいからこそ、ご本人が我慢していることが
いっぱいあるはずなのに。
頭では分かっていて、みんなに平等に接しているつもり。
でも、意思主張のある方から先に、対応になっていまう。
声にならない声を、
話してもらう関係になりたい。
毎日、話しかける。
おとなしくて良い人だからこそ、1番に対応することもする。
実行する!寂しい思いはさせない。