ご自身で食事しなくなった方、言語療法士が環境を作って、ご自身で食事をするようになった感動のお話!
スタンダード車椅子をティルト式車椅子に変更。誤嚥を防ぐために、後ろに少し傾斜した姿勢で座ってもらう。テーブルを胸辺りまで持ってきて、ご本人に食事が見えるように設置。
このポディショニングで、
食事全体が見渡せ、食べたい物を自分で選べる。テーブルも胸辺りで食事から口までの距離が短かくなった分、スプーンを口まで運ぶ動きも疲れない。
自分のタイミングで口に入れて噛んで飲み込む為、ゴックンと飲み込めるようになった!!\(^_^)/
数日間、全介助で食事していました。私の知識が足りなかったばかりに不便な思いをさせてしまって申し訳ございませんでした。
知識って必要!!!
介護現場ですっごく大事なこと『ご利用者様が出来なくなっている』のではなく
『ご利用者様が出来る環境を作ってあげてなかったんだ』食事をご自身で召し上がっている姿を見て、私がすっごく幸せな気持ちになりました。次に生かします。
※スプーンの持つところを長めのものにすると、ご自身で食べやすい長さで持ち、
食事から口までの移動距離を更に短くでき、食事量が増えました。